親知らずを抜いた歯医者もおどろきの出来事

以前、肺がんの放射線治療中の私が吹田に住んでいた時に人気の歯周病歯医者に行った時の話ですが、私は親知らずが4本綺麗に生えそろっていました。
しかし、そのうちの1本が酷い虫歯になったのです。歯科医師に「この際だから抜いた方がいいから、そうしましょうか?」と言われたので「そうしてください」と一つ返事でお願いしました。
「しっかり生えているから簡単に抜けると思いますよ」という言葉に私はすっかり安心しきっていたのですが、抜き始めて10分、20分と経過しても親知らずはびくともしないらしく、歯科医師も明らかに、焦りだしている感じが伝わりました。親知らずはメキメキという音はたてるものの、抜ける気配がないのが自分でも分かりました。そして、40分くらい経過した頃に要約、親知らずは抜けました。
そして、歯科医師は驚いたように言ったのです。「これじゃ〜簡単には抜けないわけだよな〜」と言いその抜けた親知らずを私に見せてくれました。その歯を見た私も驚きました。なんと!歯の根が4本もあったのです!普通の歯の根は、2本なのです。それが倍の4本あることで、その分しっかりと歯茎に根を張っている状態になっており、なかなか抜けなっかたわけでした。イメージで言うなればテーブルのような見た目です。
私は、それからは、親知らずを抜く時は、相当の覚悟を持って臨もうと思いました。